―――学生の、学生による、学生の為の就職活動支援BLOG―――

2009/06/03

GDについて

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TRYFのM下(takathy)です。



本日はグループディスカッションGDについて
書きたいと思います。

GDについての基礎編ということで、
【GDとは?】【GDの分類】【GDのポイント】

の3つの項目に分けて書いていきます。



*********************



【GDとは?】
一般的に就活において、
「GDとは、
与えられたあるお題に対して議論を行い、
時間内に何らかの答えを導き出すこと
です。

多くの企業で実施されていますが、企業がGDをする主な理由としては、

  • 多くの学生を同時に(効率的に)選考できること
  • 学生のコミュニケーション能力をはかること

が挙げられます。

企業によって、出されるお題やGDを行う目的なども変わってきます。
では、具体的にどういった問題に分類されるのか?
以下に書いていきますね。



【GDの分類】

GDは主に3つの種類に分類できます。

  1. 抽象問題
  2. ケース問題
  3. 資料読み取り問題

これよりそれぞれの問題の特徴や具体例などについて見ていきましょう。



1.抽象問題

  • 「成功とは何か?」ゴールドマンサックス
  • 「投票年齢を下げるべきか、上げるべきか?」モルガンスタンレー
  • 「チームワークに必要なものは?」JPモルガン

対策などの詳細は後日アップします。



2.ケース問題

これらの問題は更に以下の3つに分けることができます。

①数値算出系

②問題解決系

③数値算出系+問題解決系


これら①〜③の具体例を順に示します。

  • 「日本の傘の数は?」A.T.カーニー
  • 「日本のノーベル賞受賞者の数を上げるには?」BCG(ボストンコンサルティンググループ)
  • 「シャンプーの市場規模を計算して、2倍にする方法を考えてください?」ドリームインキュベータ

数字の妥当性は非常に重要な要素になってきますが、
完全な答えが求められているのではありません。

対策などの詳細は後日アップします。



3.資料読み取り問題


  • 「ヴィダルサスーンのブランドマネージャーとして、10〜20代の女性をターゲットに、ヘアスプレーを売るためには?」P&G
  • 「スポーツ用品に関する資料をもとに、売上をアップさせる戦略を考えなさい」アーサー・D・リトル
  • 「A4一枚の資料をもとに、A、B、Cの3つの工場のどれを建設するのが最も適切か答えなさい。」日本ロレアル

外資系のメーカーでよく用いられる選考方法で、
具体的な対策を最もとりにくいのが「資料読み取り問題」だと思います。

対策などの詳細は後日アップします。



ではこうした種類の問題があることを踏まえて、
GDについての基本的なポイントについて書いていきます。



【GDのポイント】
この項目だけで、かなり長いエントリーが書けてしまうので、手短に。
まずGDを行う際に、大前提があります。

  • 必ず一回は発言をすること
  • 時間内に何らかの答えを出すこと

当たり前だと思われるかもしれないですが、
これだけはどのようなときも実行してください。



それでは、GDを具体的に5つのフェーズに分けて見ていきます。

TRYFの「就活スタートアップセミナー」に参加した人は、
内定者のGDをよく思い出してください。


1.【問題の定義】
まずは答えを出すまでの全体感を意識しつつ、
与えられた目的(お題)をみんなで議論を開始できる所まで高めること。

具体的には、上図のプロセスを意識しつつ、
  • 目的を高める(参加者同士であいまいな言葉を定義をする。5W1Hを意識。)
  • おおまかな方向性を決める(どういうプロセスで議論を進めていくか話す。)
  • 時間配分をする(慣れてくるまでは5つのプロセスを5等分した時間でやる。)


2.【要素分解/定量化】
いくつかの切り口の中から、MECE(モレなく、ダブりなく)に問題を構造化していくことが重要です。
例えば、就活生を分類する場合、「文系/理系」「男性/女性」「年齢」などの切り口に分けて構造化していくことができると思います。
このときに複数の切り口から判断できるとポイントアップです。



3.【原因の突き詰め】
とにかく、クリティカルな原因の的確な指摘を行うこと。
「1番本質的な原因は何か?」を議論する。
ここをどれだけ深く掘り下げられるかが重要。



4.【打ち手の幅出し】
3で議論した最もクリティカルな原因に対して、
解決するための打ち手をいくつも出す。



5.【打ち手の選択】
4でいくつか出したうち手の中から、3のクリティカルな原因に対して、
最もインパクトのある打ち手を出す。
その他の打ち手もプライオリティをつけて提示する。



以上がおおまかなGDのポイントと一連の流れになります。
今後のエントリーでより細かいところの話しであったり、
テクニックなどについても具体的に書いていこうと思います。



ここに書いている内容は
あくまで一つの方法論でしかないです。
GDは実戦を重ねることで自分自身の方法論を見つけ出して
実力をつけていってください。



以上です。



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今後は、TRYFとしてもGD練習会を
実施していきますので、ご予定が合う方はぜひご参加下さい。


GD練習会では、資料を用いて更に詳しい解説や個別のフィードバックを行っていきます。
(実際にGDを行い、内定者からフィードバックをしてもらう予定です。)

第一回の練習会は6月13日を予定しています。




皆さんがGDや面接などの選考を突破し、
夏のインターンに一つでも多く参加できることを
何よりも願っています。



TRYF M下(takathy)



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